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IBM再生物語「巨象も踊る」を読んだ

巨象も踊る

正月休みに、IBMの再生物語「巨象も踊る」を読んだ。
巨象とはもちろんIBMのことで、
世界中に広がる正に巨大企業が陥ってしまった存亡の危機を、
その辣腕により著者であるルイス・ガースナーが救って行く話である。

読後感としては2002年に出た本なので、今読むと少々古いし、
終章にある未来の展望などは既に時代遅れに成っている感が否めない。

但し、この「外部の」経営者の視点から見た”会社”は
所謂経営コンサルタントが見る視点と近く、
第三者的立場から冷静且つ正確に問題点とソリューションを提示する。
また実際に内部に入り、全責任を負う立場となった経営者の
生の声や、葛藤、苦しみ、歓びという感情的な一面も垣間見ることができる。
元々マッキンゼー出身の著者ならでは、もとい著者しか書けない、
伝えることの出来ない上記相反するものを上手く整理し、コントロールする様が見れる、
非常に中身の濃いものであった。
これは非常に面白かった。

組織とは、また組織で起こりうる問題(潜在する問題)、
顕在化している問題、についての事例集としてみても
非常に参考になるものである。

少々ボリュームがあるので、読む際には
ある程度まとまった時間が必要となるかもしれないが、
意外とサクサクとページをめくることが出来る。
是非。


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