こうして私は外資4社のトップになった
・日本ペプシ・コーラ 副社長
・日本ケンタッキーフライドチキン 常務取締役
・ナイキジャパン 代表取締役社長
・LVMHグループ ゲラン 代表取締役社長、取締役会長
の4つのポストを経験された、秋元征紘氏の著作。
氏の経歴から、どういった経緯で上記4ポストを勤めることになったか、
また外資系企業で成功するための秘策や、
氏の唱えるジャイロ経営の理念などを滔々と述べられています。
「ジャイロ」とは、ともするとジョジョを思い浮かべてしまいがちですが、私は、
根源は同じで
回転する物体は、慣性の法則・角運動量保存の法則によって
その回転状態を維持するので、回転面を傾けるような外力が加わると、
元の状態を維持しようとするために慣性力が発生する。
つまり、さまざまな次元の回転・変化において、
常に軸は慣性により復元しようとする
という物理学的原理からきているようです。
そして経営的には
経営者の視点として、軸をブレさせないこと、
つまりさまざまな変化に対応し、時には短期的に異なる視点も
考慮にいれたとしても、いずれ基本軸に復元させることが大切である
という氏のいう経営に関する確信とあります。
これは、まさに過酷な状況を超えてきた経営者が、
さまざまな経験から導きだしてきた理念であり
なるほど納得させられるところがあります。
本を読むとよくわかる。
また、最後に
The hard way becomes easier, but the easy way becomes harder.
というカーネル・サンダースの言葉が紹介されます。
外資にしろ、ドメスティックにしろ、
これはビジネスマンにおいて、必須の考え方ではないか、
このモチベーションを保ち続けるために、
やはり自分の目標や、コンセプトはしっかりともたなければならない。
そう考えさせられました。


