高額商品(クルマ)を買う際の顧客マインドはどんなものかと(自分以外)、
また高額商品を売る際のセールスのマインドはどんなものかと調査するため、
いくつか本を読んでみた。
かなり個人的な主観を含めたその雑感。
・「この車、買います!」と言わせる営業の心理学―言葉一つで印象が変わる。お客様満足も販売目標達成もコレ一冊! アプローチから成約
・ミステリーショッパーのひとりごと
・私はこうして日本一MINIを売る女になった
の三冊について。
まず日頃、商品を購入する際、あるいは何かのサービスに対してお金を支払う際に
どういうセールスの方についてもらいたいか、について。
日用品、クリーニングなどは別にどうでもよい。レジのパートのおばさんや外国の方につかれ、
感じが悪くてもあまり気にならない。
食事については、吉野家やマック、居酒屋など単価が低いものでは上記同様に気にならない。
というか、求めていない、というのが本音だろうか。
サービスなどよりも、スピードを求めている。
だからそのようなファストフード系に行くのだが。
では美容室ではどうか。
これはもう価格云々よりも、ある一定の額を支払っているのであれば、
質の高さをどうしても求める。
性格的にも頻繁に行くタイプではないので、
しっかりとやって欲しい、というのが本音。
また、私は個人的には、初めて行くところだとしても、
どちらかというと男性よりも女性がよい。
触られるからだろうか。
長年切っていただいている美容師の方も女性である。
女性にとっての化粧品などはどうなのだろう。
では例えば、引っ越し。
これは賃貸の場合なので買い取るものではないが、
(個人的には多分賃貸でも分譲でも同様の感じになると思う。)
若い方よりも、ある程度役職のつくくらい経験のありそうな、
しっかりした方に担当していただきたい。
しかも、男性がよい。
プロしての偏った意見よりも、こちら側の事情等を把握した
お客様視点をこそ求める。但し、微妙だが一定の距離を
保っていただきたい。この一定の距離感を持つのが
恐らくこちら側の問題もあろうが、
男性の方が比較的上手くできる気がする。
それでは、クルマの場合はどうだろう。
多くの方にとって、家の次に高額で、且つある程度の頻度で
購入するのではないだろうか。
クルマの場合、担当してくれるセールスに、
自分のクルマ人生のかなりの部分を左右されると言っても
過言ではない、と個人的に思う。
クルマ、という商品の性質上、所謂「機械」要素が強いので、
まず個人的に男性が良い。
何故今回性別の話をすごくするかというと、
私はこうして日本一MINIを売る女になったの著者の女性に
非常に衝撃を受けたから、である。
この方はタイトル通り、日本一MINIを販売するセールスなのだが、
ある程度の高級車で、女性セールスが日本一になった話はほとんど聞いたことがない。
まず絶対的に男女比が偏っているのは前提としてあるだろうが、
上記の私の意見のように、クルマは男性のセールスから買う気がする。
この著者はほんとに凄い。
(実質的な決定権を持っている、妻帯者における奥さんからすると、
女性の方がよいのだろうか。。。)
この著者、ほんとに女性らしい女性である。正直に、「クルマに詳しくない」などと
言ってのける、など驚愕だった。また文体が非常に女性らしい。
本を読み進めて行くと、この方と実際に話したら
どのような会話になるか、がリアルに想像できてしまう。
そのような伝え方、というのに非常に長けている方なのだろう。
>以下余談。
昨今、性別の分からない名前が増えている気がするが、
ビジネスメールなどでもメールの文章を見ただけで
性別が分かる気がする。
<以上余談。
そして、「どうして」日本一売れるようになったのかが
結局分からなかった。。。
見た目なり、顧客の側にはいる、その一歩の出し方が上手い、なり
複雑な要素が絡んでいるのだろうが。
とここまで書いてきて、やっと気付いた。
顧客はセールスを選んでいる。
ホントに1人の方からしか購入できない、
例えばアートなど以外は、
顧客はセールスを選んでいる。
クルマでも、あるディーラーに行ってあまり好まないセールスがついたら、
別のディーラーに行くだろうし、1ディーラーしかないようなブランドなら、
最悪担当セールスを替えてもらうだろう。
セールスは例えば服装や見た目、話した感じ、
一緒にいる際のフィーリング、クロージングの仕方など
ほんとに様々なところに個性が出るが、
その一挙手一投足を顧客は見ている。
そして合えば、買うし、合わなければ替えるか
少なくともそのセールスからは買わない。
顧客にとってはブランドさえも、
そのセールスに左右されるところがある。
セールスが気に入らなければ、
その後ろにある店、ブランドも気に入らなくなってくる。
私にもその経験、ある。
これ自明だろうが、
いや、盲点でした。
参った。
また違う視点が持てた気がする。
その他参考

