「「伝わる」のルール」は一言で企画の骨子を言えること
現在W+K TOKYOのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターである
伊藤直樹氏の著書を読んだ。
本棚の奥の方に積読してあったのを思い出して
引っ張りだした。
著者はLOVE DISTANCEやBIG SHADOW、NikeのJASARI※公開終了、AKIBAMAN※公開終了など
独創的で、先進的なコミュニケーションを手がけてきた、
「インテグレーテッドキャンペーン」の仕掛人である。
※個人的に、この「インテグレーテッドキャンペーン」という言い回しは
「クロスメディア」よりも的を得ていて、本質をついていると思う。
この本は、所謂インタラクティブキャンペーンの考え方に関する
3回にわたる講義を収録したもので、
口語でまとまっているので読みやすく、
数時間もあれば余裕で読み終わってしまうであろう。
現在Web関連のコミュニケーション全般に関わる人は
読んでおいて決して損することはないと思う。
やはり洗練された考え方がそこにはある。
※もとい、広告全般に関わる人。
ともすると、ついつい忘れがちな
・企画書の冒頭につけるサマリーや、ビジュアライズすること、
・コンセプトメイキング、
・クライアントがどう受け取るか、
・また顧客がどう受け取るか、
・分かりやすい表現とは何か
ということだったり、
インテグレーテッドキャンペーンを成功させるには
・”体験”を作ることが重要である、
・そのためには「身体性」を意識すること
・”たとえ話”としてどう表すか
・キャンペーンをどのように流行らせるか
・インサイトを見つけること
という企画をする上で、
またそれをワークさせる上でコアとなる部分を
著者の言葉で、分かりやすく解説しています。惜しげもなく。
やはり著者も述べているし、僕の個人的な体験でも言えるが、
一言で企画の骨子を言えること。これが最も大事なことであると思う。
自分で考えたことなのに、よく考え抜かれていないと
とても人に正しく伝わるようには、上手く説明出来ないものなのだ。


