« 所属世帯年収別・世代別モバイルインターネットの利用率について | Main | ソーシャル時代の新しいFAQのカタチ »

チーム・マネジメントの5カ条

teammanagement.gif

会社にて、自分のチームを持つようになって数年。

転職や、幾度かのメンバーチェンジ、
そして多くのプロジェクトの成功・失敗などを経験してきた。
プロジェクトを成功させる上で、メンバー各個人の持てる力を最大限に活かせるように
することは、かなりのウェイトを占める大事な項目だ。

プロジェクトを進める上では、
時にPMBOK(Project Management Body of Knowledge)なども
勉強しつつ何とかやってきたが、
これはあくまでベースのフレームワークとして捉え、
ある程度体系化させた上で、常々自分に合うよう発展させてきた。

因みに、プロジェクト・マネジメントのひとつの手法として
チーム・マネジメントがあると考えている。

”マネジメント”と肩肘張っては言わないが、
まだ若輩ながらも、チームを円滑にまわしていく上で重要だと思うことを
個人的なリマインド含め、5つにまとめてみた。


各人のタスクを明確にする


チームメンバーをプロジェクトにアサインしたら、
役割を、”明確に”決める。
スケジュールには、全体用と、メンバー用を作り
マイルストーンを設定して、イチから段取る。

若い頃は、プロジェクトの全体なんか見えず、
自分のやっている仕事がどこにどのように
反映されるか分からないものだ。
つまり、真っ暗な中をライトも付けずに運転しているようなもの。
どこに向かっているか分からないし、
どこをゴールとすればよいかも分からない。

対して、少し慣れてきた中堅どころは、
自分のタスクを早く完了して、残った時間を
他のプロジェクトやプライベートにあてたい、と思っている。
但し、メンバーによっては、常に管理しておいてもらいたい、というものもいる。
この場合は、しっかりとマイルストーンをおいてあげたほうがよい。

つまり、各人の性格やスキルにあわせて
仕事の振り方を変えなければならない、ということ。
一見面倒なようだけど、これは後から効いてくる。
最初にちゃんと説明すると、プロジェクトが動き出してからの
質問の量や質が劇的に変わる。
ところが最初をあやふやにして、
見切り発車で動き出してしまうと、
この火消しにてんやわんやになってしまう。

詰まる所、リーダーはプロジェクトやメンバーによって
仕事のやり方をコロコロ変えられるようでなければならない。
あわせられるようでなければならないのだ。
一通りのやり方しか出来ないリーダーだと、
どこか(例えば人間関係)でトラブったり、
限界が出てくるような気がする。
そして、実際にそういうリーダーの姿を何度か見たことがある。

メンバーを入れ替えるよりも、
リーダーが心を入れ替えて、やり方を少し変えた方が
コスパ的にも無難な感がしてしまう。
一緒に苦難を乗り越えたチームはやはり強い。
メンバーそれぞれが、それぞれのモチベーションマネジメントを
互いにでき、想像以上に結束力が高まる。
※因みにこの場合、新メンバーなどを迎え入れる際に
 仲良しグループになって、排他的になってしまうことだけは
 避けられるようにしなければならない。。。

システムでも何でもそうだけど、
一番最初が一番肝心。最初の要件定義などが
しっかりできると、走り出して以降も気になること、
気にしなければならないことが少なくなる。

必殺、丸投げ

僕は若いころ、全面的に丸投げをしてもらいたいタイプだった。 その代わりに、権限もくれ、と。 今思えばかわいげのない、部下とするには困るタイプだったが、 当時上司には恵まれ、まさに丸投げをしてもらっていた。 恐らく、僕の見えないところで、 色々カバーをしていただいていたと思いますけど。。。嗚呼。

そんな僕も今だから分かる。
丸投げは、相手を信頼していないと出来ない大技だ。

モチベーションの高いメンバーには、
事前に話し合いの上、僕も積極的に丸投げするようにしている。
但し、投げっぱなしにはしないこと。
影で進捗を確認しつつ、
時には無言で手を差し伸べられるくらいの
スタンスでいることが必要だと思う。

僕は、丸投げを続けられたときに、成長速度があがった気がしている。

因みに、丸投げる時には、
少し煽るくらいがポイントである、経験上だが。
相手に合わせた言葉でモチベートした方が
結果に結びつきやすいと思う。

一番面倒な仕事を受け持つ

丸投げしまくっていると、リーダーは自分の仕事が無くなったり。。。 ということもありえるが、リーダーだってもちろん管理以外に 実務をしたほうがよいと思っている。 しかも、面倒で皆がやりたがらない仕事こそ積極的に。 楽をしているわけではないアピールも出来るし。

つまりリーダーは、誰に何を聞かれても答えられるように、
基本的に全業務をどのように対応するか知っておくのが理想だと思う。

従って、どの作業が一番面倒で、皆がやりたがらないか、
いつまで放置しておけるか、をしっかり把握できる。

また、こういった仕事を処理することで、
意外にチーム内の風通しがよくなったりする。

迷わない

リーダーともなれば、メンバーやクライアントから様々な質問を受けることと思う。 この質問には、常に明確に、そして即答できるようにしておいたほうがよい。

尚、丸投げした仕事についても例外ではない。
質問されたら、しっかりと拾ってあげたい。

因みに、この即答ということについては、
何事も早期に決断するのが最も最適な答えを出せる、ということに基づいている。
結論を出すのが早ければ、例え失敗に終わっても、
次のアクションを早く取ることができる。


少しだけなら、間違ったっていい。人間だもの。

和を大切に

失敗するチームってどんなかと言うと、 コミュニケーションが上手く取れていないチームである。ことが多い。

メンバーは各人重要な役割をそれぞれが担っているので、
一人でも欠けたら困る。
抜けてしまうのはもちろんだし、コミュニケーションが
取れなくなってしまうのも、抜けるのと同じかそれ以上に痛い。

チーム間では、情報をシェアしやすい、つまり言いにくいことでも
言いやすくしておく環境作りが大切。
「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)」じゃないけど、
ミスっちゃって言わないで被害増大、みたいなことは
間違っても起こる環境にはすべきではない。

また、仮にトラブルが勃発したときでも、
どんなにメンバー皆が焦っているときでも、
リーダーだけはテンパってはいけない。
こういうときこそ、落ち着くこと。
こういうときに焦ると、リカバリーしようとしたことが
裏目に出て、2次災害に繋がる可能性が高い。
あぁ、恐ろしい。

皆の努力を無駄にしないためにも、
最後のスイッチは、一番落ち着いていて、
責任を取れるリーダーが押すべきだ。

少しくらい遅れたって、2次災害が起こるよりはマシだ。
その方が、始末書も楽だからー。


そして最後に、リーダーは決してメンバーを裏切らない。
メンバーが失敗してしまったら、ケツをふく。
そのためにいる、と常に念頭に置いて行動しておくこと、、
は言うまでもないか。




Trackbacks

TrackBack URL for this entry:

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Ads

Contact

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.